不妊治療に使われる排卵誘発剤に対して、副作用を心配する方も少なくないと思います。ここでは、排卵誘発剤について、副作用を中心に正しい知識をまとめました。

排卵誘発剤の種類と副作用

不妊治療に用いられる排卵誘発剤の代表的なものにクロミフェン(製品名だとクロミッド、フェミロン、セロフェンなどと呼ばれる)と、シクロフェニル(製品名だとセキソビットなどと呼ばれる)があります。

【概要】

脳に働きかけてホルモンの分泌を促し、排卵を促進させるための薬で、クロミフェンとシンクロフェニルの作用はほぼ同じものです。シクロフェニルに比べクロミフェンのほうが強力で、効果が得られやすいとされています。

【副作用】

軽い副作用としては食欲不振・いらいら・口の渇き・尿の頻度が増えるなど。あまり多くはありませんが、卵巣の腫れによる下腹部の腫れや痛み・吐き気・頭痛・ほてり・いらいら感・倦怠感・目のかすみなど、強い症状がでることもあります。

副作用が強い場合の対処法とは?

不妊治療において、排卵誘発剤の使用は効果的な療法の1つと言えます。

しかし、場合によっては副作用が強く出てしまう場合や、アレルギー反応を起こす可能性があります。あまりにも副作用がつらいようであれば、医師に相談し、薬を飲むタイミングや体調の整え方を教えてもらいましょう。

副作用が心配な場合や、排卵誘発剤の使用で体調が優れないときは、栄養療法などに切り替えてみるのも1つの方法です。

この療法は、妊娠しやすい子宮環境にするために必要な栄養についてプロのドクターが分析し、食生活の見直しやサプリメントの服用で治療していくというもの。

体質を改善し、体調を整えていくことで、妊娠する力を引き出す効果が期待できます。妊娠に必要な栄養をバランス良く摂れるため、質が良い卵子の育成や、着床しやすい子宮内膜の形成にも効果的だそうです。

この方法は、体が本来持っている力を引き出す自然なものなので、副作用の心配はありません。費用も、科学的な治療と比較して大幅に抑えられるので、体にも経済的にも負担が少ない点がメリットです。

排卵誘発剤などを使う治療に不安がある方や、科学的な不妊治療で疲れている場合は、栄養療法などの別の視点からアプローチする治療方法に挑戦することをおすすめします。