不妊治療のためにクリニックに行くと、ひと通りの検査をして、医師と治療法を相談します。その中で、一番自然妊娠に近く、最初の段階の治療として行われるのが「タイミング法」です。

具体的な内容が分かるように下記にまとめました。

タイミング法の治療内容

生理周期にあわせて、最も妊娠しやすい時期(排卵日)を予測する方法です。生理周期のグラフ体温尿検査超音波等を見ながら、排卵日を予測し、タイミングを医師が指示していくのです。

人の1回の生理周期あたりの妊娠率は、20%程度だと言われています。妊娠のメカニズムを説明しますと、精子は射精で何億個と放たれると言いますが、いくつもの関門をくぐり抜けて生存競争に勝利した1個の精子だけが卵子と受精します。

精子も卵子も理想的なタイミングで出会い受精しなければ妊娠率は低いままです。精子の生存日数は5日卵子の生存期間は1日。この少ない日数をきちんと計算してあげることが妊娠につながるのです。

タイミング法は、不妊治療の中ではより自然妊娠に近い方法ですが、体の問題や妊娠率をあげたいなど、人によっては薬や注射などを使い、排卵を促す治療も同時に行われ、タイミング指導をする場合もあります。

どんなタイプの不妊に効果的か

  • 検査の結果、特に決定的な不妊原因がみられない
  • はじめて不妊治療をされる方
  • 不妊期間が半年~1年と短い方
  • 年齢的に妊娠期間に余裕のある方
  • なるべく自然に近い妊娠を希望される方

費用について

不妊治療の中でも健康保険適用の場合が多いため、一般の医療費と同等程度です。

薬や注射など排卵誘発の治療を同時に行う場合は、別途費用がかかります。

タイミング法の成功率

排卵日を予測してタイミングをあわせる治療法のため成功率は個人によって違います

しかし、自分でタイミングを考えてもダメだったのが、医師の指導にしたがったら、すぐに妊娠できた、という話もよくあります。